2008年10月 何を諦めるか


9月28日に、私の訳書“不合理のマネジメント”(ダイヤモンド社)が発行となりました。“合理的”とは、“理にかなっている、すなわち、常識をわきまえ る、世の中のその他大勢の考え方に従う”ということ。しかし、それではいつまでたっても先頭を走る事は出来ない。とりわけ、世の中の常識が変化する時代に あっては、決してその変化をリードする事は出来ない。・・・本書は、変化の時代の先頭を切ろうとする経営者や企業家に向けた本です。

本書には幾つもの名言が登場するのですが、その中で私のお気に入りをご紹介します。「私たちを豊かにするのは、何を手に入れるかではない、何を諦めるかである」(ヘンリー・ワード・ビーチャー)。うーん、この歳になって身にしみる言葉です。

読書の秋。じっくりと本でも読みたい気分ですが、私にとって、秋は仕事も忙しい季節で、かつ、マラソンに向けて走りこまねばならない季節でもあり、かつ、・・・いろいろある季節です。

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