教育研修 考える技術・書く技術
現在、隗コンサルティングが主催するロジカル思考・ロジカル表現の研修には、3つのモジュールが準備されています。すべて、多くの演習と添削指導を通じ、参加者一人一人が実際の応用を体験できるように研修構成されています。
基礎コースとスライドコースは、Zoomによるオンライン研修も提供されています。動画によるコース紹介もご利用ください
基礎コース
マッキンゼー、ATカーニー、ブーズアレンなど、ほとんどすべての欧米一流経営コンサルティング会社の定番となっている論理的ライティング技術「ピラミッド原則」の基礎と応用を学びます。ライティング上達の最大の秘訣は、書く前の「考える作業」にあります。本研修では、「てにをは」などの表現技術ではなく、「考え」を明らかにし、「考え」を構成する技術を集中して訓練することにより、ライティング能力を磨きます。逆に言えば、「書くという作業」を通して「考える力」を磨くのが本研修の最大目的と言えます。
基礎コース・プラス(半日2回と特別添削課題)
基礎コースに、特別添削課題が付加されたものです。コース終了時に出される課題について、2週間以内に1~2ページ程度のレポート提出が要求されます。提出されるレポートは赤字添削と5段階評価を添えて2週間以内に返却されます。添削課題作成には約5時間程度が必要になります
基礎コース (英語版)
基礎モジュールの英語版が新たに登場しました。日系企業で働く中国・東南アジア人幹部候補のための研修プログラムです。ロジカルコミュニケーションの威力は、異なる母国語を持つグローバルなコミュニケーション環境で最大の効果を発揮します。日本語版と同様に山崎が英語で講師を務めます。
スライド・コース
プレゼンテーション・スライドの表現技術を学びます。プレゼンテーションでは、聴衆が自由に内容を読み返すことができない、聴衆が複数になる、プレゼンテーション後にすぐ判断が下されるなど、その表現技術は、読み手を対象とする文書ライティングに比べ格段に厳しい環境におかれます。ピラミッド原則のスライドへの応用やストーリーラインの考えなど、実践手法を中心に学びます。「表やグラフをどう作るか」の技術論ではなく、「ピラミッド原則に基づいて構成した考えをどう表現するか」に力点が置かれます。
アクション・コース
「考えのために考える、分析のために分析する」のではなく、「行動・目標達成にむけて、考え、コミュニケーションする」ことができるように、アクションを中心にした思考とコミュニケーションの技術を学びます。研修終了後には、「オブジェクティブ&ゴール」という言葉が呪文のように頭の中にインプットされ、ゴール(数値目標や期待成果など、明確な目標表現)への強い意識が習慣化されます。明確な目標にもとづいた事業計画や行動計画作成、他組織や他企業との連携作業のための行動計画作成など、現代のビジネス要求を強く意識して設計されています。