2021年5月 コロナ徒然
昨年の研修は 1社を除いて すべてオンラインでした。今年は 対面を希望される企業様が3社に増加。そろそろ 企業活動も落ち着きを取り戻すかと思っていたところに 再度の緊急事態宣言。さすが 緊急事態宣言下での対面研修は難しく 対面研修の予定はすべて延期と相成りました。
しかし総じてみると コロナの影響で業績悪化の会社ももちろん多いですが 中堅・大手の企業に関しては そろそろコロナ状況への対応ができあがりつつあるというところでしょうか。年内までにワクチン接種がいきわたると 年が明けるころには企業活動も平常に戻るという感じがしてきました。
もちろん これは医療体制とは別の話で 医療緊迫状況が続く中でのオリンピックに関しては あまりのタイミングの悪さというしかありません。前総理が自分の任期中にぜひ実施したいと思ったのでしょうか 1年延期で何とかなるだろうという見通しの甘さがすべての発端だった気がします。2年延期しておけば 少なくとも開催そのものは何とかなったはず。物事 最初の見通しを誤ると後が大変になるという戒めでしょう。
さて 6/7月の夏休みを利用して ハワイ在住の娘家族が一時帰国の予定です。そもそも ハワイの経済は観光と海軍(パールハーバー)で成り立っています。なかでも日系人が3割以上を占めるハワイでは日本人向けの観光業(ホテル/ショッピング/レストラン/レジャーなど)は壊滅状況。一部テレビ報道によると米国本土からの観光客は増加したそうですが それも微々たるもの。日本人向けのレストランやお店は軒並み閉店しており 環境も悪化 犯罪も増加しているとのことです。多くの人が政府による割り増し失業手当で生活を維持しています。娘によると 日系人コミュニティはまさに経済的にも心理的にもDepressionでとても居心地が悪いらしい。
というわけで 夏休みに入ると 子供のいるハワイの日本人家族はいっせいに一時帰国をめざします。ところが 日本・ハワイ間の飛行機便数は激減。まず飛行機の切符入手が大変。さらには ハワイ出国72時間前のPCR検査に加え 羽田空港内でのPCR検査。ハワイ帰国時には 指定の日本の病院でPCR検査が求められ この帰国時のPCR検査だけで一人4万円を超えます。娘本人はすでに2回のワクチン接種をしているのですが 例外にはなりません。もちろん 娘の旦那は米国籍なので日本への入国は禁止です。
日本に到着してからしばらくは公共交通機関を使ってはいけないので 親である私が東京に住んでいる場合はよいのですが これが地方にいる場合は大変です。一足先にハワイから帰国した 福岡出身の娘の友人は 福岡在住の兄弟が車で関空まで迎えに来たとか。しかし そのハワイ・関空便も今は運休になっています。東北出身の娘の友人は 近所の手前があるからという理由で 帰ってこないでくれと言われたそうです。
親としても苦労して帰国する娘や孫をウエルカムしようと頑張っています。パソコンにかじりついて 入場者制限中のディズニーランドのチケットを取り 6月開演の劇団四季「アナと雪の女王」のチケットをとりました。今年の12月にはハワイに行きたいと思っているのですが どうなることやら。