2011年2月 携帯


私の携帯は海外では使えないので、海外旅行の際はいつも携帯電話をレンタルしていた。しかし、どうも高いという気がしていたので、先日、海外旅行の前に、もっと安いところはないかとネットで調べてみた。そこで発見したのが海外用携帯電話の買取りである。

本当に勉強不足だが、そんなものがあるとは知らなかった。私が買ったのは米国用のもので、買取り価格が8,000 円以下。携帯が壊れない限り、ずっと通話分だけの支払いである。月額基本料などない。しかも、米国の電話番号なので、通話代は60円/分。米国から日本に かけても80円/分だという。レンタル携帯と比べるとおそらく3分の1以下だ。米国の場合、受信者側にも費用が発生するが、これならば相手に負担をかけな くともすむ。合計費用で比べると、今まで、一週間くらい携帯をレンタルすると何やかやと総額で7~8千円はしていたので、これはお得である。

私 はモベル社という販売会社から購入したが、ここは、米国携帯のみならず、英国の電話番号で、世界で使える買取り携帯も販売している。若干、通話料は高いが 基本料金なしで数千円なのでレンタルと比べると絶対お得だと思う。・・・と言う話しをホノルルにいる娘に話していると、米国ならば、プリペイド携帯の方が お得ではないかという話しになった。う~ん、確かに値段からするとプリペイドの方が安そうだが、・・・これは検討対象外でした。

考 えてみると、もうずいぶんと前から、国内旅行も海外旅行もホテルの電話機を使わなくなった。少なくとも、外線にはまったく使わない。べらぼうに高いから だ。実際、レンタルであれ、買取りであれ、携帯電話なしで旅行するという事はほとんど考えられない時代になった。必要最小限の通話しかしない、携帯は必要 悪と考えている私でさえこの状況である。ホテルの部屋にある電話機からは外線不通という時代ももうすぐかもしれない。

それやこれやと考えていると、突然のようにAU から「あなたの携帯電話は2012年の7月から使えなくなります」という重要郵送物が届いた。「来年の7月から周波数の割り当てが変更になるが、私の使っ ている携帯電話は古いので、その周波数では使えなくなる。早く買い換えろ」という手紙である。信じられますか? ・・・(次回に続く)

>> 過去のひと言