2011年6月 政治問題に一定のメドはつくのか?


一週間前のことがもう随分と昔の話に思えるような変化の早さだ。世界経済の話しではなく、日本のビジネス環境の話でもなく、政治家のしゃべる内容のことだ。

それにしても、先日の民主党代議士会の様子にはぶったまげてしまった。正直、最 近は、政治番組など見る気もなくなってしまったが、当日は何となく中継を見ていた。「原発問題に一定のメドがついたら辞めます」という菅総理のあいまい言 葉には驚いたが、更に驚いたのは、鳩山前総理が先頭を切って発言し、「昨日、二人で密約しましたので、皆、承認するように」的な発言をしたことだ。 えーっ、鳩山さんは何を目的にしてこんな事をしゃべったのだろうか。もしかすると、菅総理が決断したのは小沢さんの圧力ではなく、自分の説得によるものだ ということをアピールしたかったのだろうか。でも、どう見てもこれは国民に隠れた密約でしょう。しかし、もっともっと驚いたのは、この発言の後、当然ある だろうと思った「一定のメド」に関する質問が一切出なかった事だ。

当日夜の政治解説者の話によると、「ああいう場で具体的な時期を明確にするもの ではないし、具体的な時期を聞くものでもない」というのが政治の世界の常識らしい。何と言う非常識な常識。常識とはいったい何なのだろうか?常識とは、今 の状態を維持しようとする仲間内の決め事でしょう。しかし、今必要なのは、常識を超えた決断であり、行動ではないのだろうか。

結局、おそらく性格的に、腹の中に納めておくことの出来ない菅総理はつい口を滑 らし、「冷温停止のメドがついたら」と言ってしまう。こんなにぺらぺらしゃべっていたら、民間企業の社長すら務まらないと思うのだが・・・。しかし今度 は、それに激怒した鳩山前総理が「菅総理はペテン師だ」と発言。「ペテン師」という昭和の香りがする言葉自体に驚いたが、もちろん国民は皆、総理を辞めた ら政治から引退すると言った鳩山前首相のペテンは忘れてはいない。そもそも、総理まで務めた人が「だまされた」とテレビに訴える姿は見るに耐えない。

もうすでに、この2~3年の政治状況を見て、自民党が第一党になろうが、民主党が第一党になろうが、ねじれ国会がある限り、法案がいっこうに成立しないことは明ら か。だとすれば、議院内閣制を前提とする限り、選択肢は二つ・・・ねじれ国会になっても重要法案が通るようなシステムにするか、ねじれ国会にならないシス テムにするしかない。言ってしまえば、前者は参議院の権限の縮小であり、後者は参議院の廃止である。ぜひ大連立を組んで、まずこの辺を解決してもらいた い。

でも、どうせ駄目だろうから、私としては一生懸命、ロト6を買い続け、当たればすぐに米国に投資して、米国の永住権を取得しようかと思っています。・・・恐ろしい事に、こちらの方が確率が高そうに見えてきた。

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