アクション・コース研修 演習解答例


課題1解答例:

  • 「売上げを来期10%アップする」、「売上げを来期100億円達成する」など。達成できたかどうか、誰が見ても測定(判断)可能な表現にします。この課題のように数値化ができる場合は、数値目標を記載します
  • 「まず社員に満足度調査を実施し、2年をかけて5段階評価で4点以上を実現する」など。この課題のように、数値評価が簡単にできない場合でも、目標の実現を測定できるような形でゴール設定しなければなりません。そうでなければ目標の意味がないのです。実際、こうした作業こそがあなたの目標を具体化する作業そのものなのです。残念ながら、現実のビジネスの大半は、このようにゴール設定が簡単には行かないケースです

課題2解答例:

現状は、例えば「ウェスト90cmなのが問題である」とするのが正解です。原文では、ゴールをウェストにしているのに、ゴールと比較すべき現状が体重になっています。ゴールと現状の対象が異なれば、効率的な解決の方法論を生み出すことができません。現状をゴール状況に変換することが解決行動なのですから

課題3解答例:

例えば、「山田課長を営業ラインからはずす」が仮説になります。この仮説が正しいかどうかの判断は、自分で山田課長との面談を行い、指導力を判定する。あるいは、前任の事業部長、B部の他の課長、山田課長の部下に、それとなく山田課長の指導力評価を尋ねるという作業になるでしょう。それらの結果、部長の言うように指導力がないと判断すれば、あなたの仮説が正しいとなります。もし、違う結果ならば、それは仮説が誤っているということです。仮説を退け、改めて真の問題を探す作業に入ります