2016年10月 大阪マラソンに向けて


10月・・・そろそろマラソンのシーズンが始まる。今シーズンの私の最初のマラソンは10月30日の大阪マラソンだ。東京に続いて人気のマラソンだが 大阪マラソンには「粋なはからい」がある。3回続けて落選した人に優先枠が設けられているのだ。今回はその優先枠で出場となった。これはありがたい。

どうして私が3回続けて落選したことが分かるかというと ネットのお蔭だ。大阪マラソンの場合 ネットで申込みをする人は大阪マラソンに個人登録し IDを入手することになる。以降はそのIDを使って申し込む。したがって 主催者にとってはネット申込者の過去の申込み・参加履歴が一目瞭然なのだ。これだけメリットの明確なマイナンバーなら文句はない。国のマイナンバーでも 3年間続けて税金100万円おさめた人は翌年の税金が1割安くなるなど もっと明確なメリットがあれば マイナンバー取得も考えないではないのだが。いかがだろうか。

ちなみに東京マラソンにはこういう仕組みがない。ID取得制になってないので簡単ではないかもしれない。しかし申込みメールアドレスを使えば不可能なことはない。一方 東京マラソンにはONE TOKYOクラブというものがあって毎年数千円払ってメンバーになると抽選回数が増える仕組みがある。どうも金儲け主義が鼻につくし公平感に欠ける。さらに 東京マラソンには陸連登録者が抽選上で有利になるという噂も絶えない(誰でも毎年数千円はらえば陸連登録可能)。東京マラソンを含め どうも東京都のやることはビューロクラシーが鼻につくというか 豊洲と同様に仕組みが不透明だ。

さて大阪マラソンに備えジョギングしていると くるぶしの下側周辺に痛みを感じた。一週間たっても治まらないので近所の外科に行くと 5人に1人のよくある骨の曲りだという。もともとの原因は足裏アーチのへたれにあるという。つまり 足裏筋力が低下してくると走っているうちにアーチがなくなり偏平足気味になるのだ。これが遠因なので長期的に改善するにはシューズにしっかりとしたインソールを入れた方がよいという。実は 個人的に足裏アーチのへたれには注意をしており 今もセミカスタマーメードの市販インソールを入れている。ただし 両足1万円強のもので「今一つ」感をもっていた。

というわけで そこの外科に出入りしている装具屋さん(コルセットなどを作っている業者さん)に頼んでフルカスタムのインソールを作ることにした。装具屋さんいわく 東京マラソンと大阪マラソンの前になるとインソールの依頼が急増するという。すぐに足の型どりをすませ 一週間後にはできあがる予定。これで大阪マラソンに十分間に合うと思ったら 多少の痛みは残っていたものの もう回復したような気になってしまった。そこで ゆっくりと17キロほど一週間ぶりのジョギングをしてみた。・・・そして また痛みがぶり返してしまった。

教訓:①マイナンバーも使い方次第、②足裏は大切、③無理は禁物(仕事もマラソンも おそらくは人生も)

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