正しいこと


出版社: ダイヤモンド社
初版: 2004年2月
著者: ジェフリー・L・セグリン
訳者: 山崎 康司
本書構成
第1部 企業倫理とビジネス・ライフ
第2部 雇用・採用・解雇
第3部 上司と部下
第4部 プライバシー
第5部 嘘・ごまかし・盗み
第6部 身をもって範を示す

解説


本書は1998年から現在も続いているニューヨークタイムズ紙日曜版(第三日曜版)の大人気長寿コラム”正しいこと(The Right Thing)”から、過去4年分、46のコラムをまとめ本にしたもの。幅広い読者を考慮し、経営者を含むすべてのビジネスマン/ビジネスウーマンの倫理にその視点を置いている。コラムの一話一話が独立したテーマと事例で語られており、そのいずれもが誰もが実際に体験し、眼にし、耳にする身近なものから選ばれている。身近な事例で私たちの知的興味をかきたて、斬新な切り口で私たちの目から鱗を落とし、その意外な顛末や問いかけで私たちを深く考えさせ、そして、とりわけ胸のすくような明快さで私たちに”正しいこと”を実行する勇気を与えてくれる。

本書第1部第3章「取り戻せるか、企業信条への信頼」が2005年度京都産業大学法科大学院の小論文入試問題として採用になりました。

原書発刊に寄せて


「あなたは、ジェフ・セグリンの知的な正直さと説教臭さのないスタイルに導かれ、正しいこととは何か、そして、それがあなた自身にとり何を意味するかを深く考えるようになるだろう。」(ジム・コリンズ、”ビジョナリー・カンパニー”共著者)

「本書に収められたストーリーは、どれも読むものの心をとらえて離さない。読者は同じ状況に置かれたらどうするだろうと考え、その答えに驚くに違いない。」(ナンシー・K・オースティン、”エクセレント・リーダー”共著者)

「セグリンのミニ・エッセイは実践の知恵という名の宝石だ。」(ジョセフ・パダラコ、ハーバード・ビジネススクール教授、(ビジネス倫理))

「ジェフ・セグリンは、ビジネス・コミュニティが直面するもっとも難しい問題を情熱と明快さと知恵をもって解き明かす。」(ロナルド・シーマン、ハーバード・ディビニティスクール教授(神学研究))

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