過去のひと言
2023年3月 脚痛
今 個人的な最大のテーマは脚痛だ。昨年末 左足の太もも裏(ハムストリングス)を痛めてしまった。年明け 痛いのを我慢して ハーフマラソンを二度走った。何とかそれなりに走れたが 痛みが引かない。というわけで2月初めから近所の整形外科でほぼ毎日のように療法士のリハビリを受けている。実は脚痛は今回三度目。すべて左脚で 最初は左膝(ランナーズニー) 次に足の裏(足底筋膜炎)。今回 ついに真打登場といったところだ。実際に フルマラソンで何度か脚がつりそうになったことがあるが 場所はいつも左のハムストリングスだった。
骨に異常はない。原因は筋肉だ。療法士の先生によると 筋肉がカチカチだという。ハムストリングスそのものはもちろんだが ハムストリングスと膝のつなぎ目や お尻とのつなぎ目がとくに痛む。考えてみると 今までろくな準備運動も事後ストレッチをせずに走ってきた。加齢による筋肉の劣化でそのツケが一気に出たらしい。
それでも痛みが多少和らいできたので 3月5日の東京マラソンに出場した。チャリティで10万円寄付して得た出場権だ。そう簡単にギブアップできない。しかし 当日朝は予想以上の寒さだった。無理をせずに完走はしたものの 当然 結果は今一つ。4時間45分。今までのマラソンでワーストに近い記録だった。まあ 意識してゆっくりと走ったのでやむを得ないが それでも4時間半くらいでは行けるだろうと思っていたので 内心がっくり。しかも フルマラソンの反動は大きく 以降 脚はさらにコチコチになり 痛みは悪化してしまった。
それにしても年明けのハーフでは2時間は軽く切っていたし フルマラソンも31回目。ちょっとなめていた。今更ながら ハーフとフルは別ものだと再認識してしまった。療法士の先生からは 「プロのマラソン選手でもフルは年に2回くらいしか走りませんからね。それくらいダメージが大きいんでしょう」と慰められてしまった。
いま様々な器具を試している。筋肉痛に悩む人のご参考に主観的評価を挙げてみよう。まず シックスパッドのパワーローラー。シックスパッドのFoot Fit(足を乗せるだけでふくらはぎを強化するEMSマシン)は妻のお気に入り。こちらのパワーローラーは電気で円筒形のものを振動させる器具だ。EMSではなく単なる振動だが 割といい。使いやすい。ただ使ってみて分かったのだが 筋肉の表面部分には効果があるが 深い筋肉のコリには今一つ。臀部の深い部分のコリはギブアップだ。
トリガーポイントのグリッドフォームローラー。これは自分の手で凝った筋肉をぐりぐりとするローラーだ。手動なので力は要るが 深い部分の筋肉にはこちらの方がよい。また ストレッチボードもなかなかいい。斜めになったボードに垂直に立ち アキレス腱やふくらはぎをストレッチする器具だ。共通するのは EMSや振動の機械に頼るのには限界があるということだ。
ただ 今の私のおすすめベストは NHKで再放送している「古武術に見た体の使い方」というテレビ番組だ。このテキストを買い テレビを見ながら頑張っている。やはり最終的には 器具ではなく 自分の体を使ってトレーニングするのが一番のようだ。ただ番組の最初を見過ごしたので NHKにはぜひ再再放送か 番組配信をお願いしたい。
さて4月出場予定の富士五湖100キロマラソンをどうするか。朝5時スタート夜7時ゴールの14時間ランなので 前後の2泊 河口湖の温泉旅館を予約済みだ。しかも妻も 応援ではなく温泉につられて 同行するという。二人の宿泊分を投資済みなのだ。なんとかスタートラインには立ちたいと思います。
2023年1月 オンライン環境への対応
あけましておめでとうございます。今年が皆様にとって発展の年でありますように。
さてコロナが大変なエピデミックだと認識され始めたのが2020年1月。もう3年も経ってしまった。あっという間の3年だったような気がする。歳を取ると一日を長く感じ 一年を短く長く感じるようになるというが これは歳のせいなのだろうか。それとも あまりも過激な変化のせいだろうか。
先日 歳を感じる出来事があった。研修中に アリスのコンサートに行った話をした時 「アリス」を知らない人がそこそこいたのだ。娘にこの話をしたところ 30代前半だったら知らなくても不思議はないという話になった。ということは 私の好きな「高橋真梨子」などはほとんど通じないと思った方がよさそうだ。はたして「中島みゆき」も通じないのだろうか 「ユーミン」はどうだろうか。
ただ IT環境に関しては何とか時代についていっている気がする。コロナのおかげというか オンラインのおかげで必要に迫られたからだ。今やっているオンライン研修は2020年の7月からスタートしているけれども その間 本当にいろいろなことを経験してきた。
オンライン研修のスタートが若干遅れたのは 私の研修での必須機器である書画カメラの活用が問題だった。ZoomでもWebexでもTeamsでも機能共有で書画カメラを使おうとすると画像の切り替えに3秒近く画面が真っ黒になってしまったのだ。これでは実用に使えない。ということで私を映すカメラ画像 書画カメラ画像 パワポ画像の3画像をビデオスイッチャーで切り替えて Zoomなどを運営するPCに入力することにしたのだ。基本構想はすぐにできたのだが ちょうど半年前に売り出された評判のBlackmagic社製の廉価版ビデオスイッチャーの入荷に3か月待つことになった。
オンライン研修を主宰して問題になったのはやはり通信環境だ。私のオフィスは光ファイバーを部屋まで引っ張っているので基本的に通信回線上の問題はないのだけれども それでもオンライン当初 時々だが画像が不安定になることがあった。Zoomに相談すると画像の問題のほとんどは回線の問題だという。ということで まずは回線をIPv6に切り替えるようにプロバイダー契約を変更しルーターを買い替えることにした。これでかなりの問題は解決した。今はダウンで300Mbps アップで90Mbpsくらい行く。ところがそれでも画像が急にがたつくことがあった。弊社のシステム顧問によると 原因は ウィンドウズの自動更新だろうということになった。というわけで 今は オンライン研修の実施予定日にはウィンドウズの自動更新を延期するようにしている。これにより回線上の問題は現状すべて解消された。
さらに 昨年はオフィス建物の大規模改修とぶつかり 2か月強 騒音を避けるために レンタルオフィスでオンライン研修を主宰することを余儀なくされた。通常Zoomなどの主催に使っているのは会社のデスクトップなのだが 移動のために自宅で使用しているラップトップで代用することにした。しかし5年前のラップトップはCPUのコア数が2。やってみると やはりこれでは荷が重すぎる。ということで これも新たなラップトップに買換えになった。驚くことに買換えた最新ラップトップ(上位機種)のCPUコア数は12もあった。簡単に書いているが実はここまで来るのに実にいろいろのことがあった。
今年はもう少しグレードアップするためにペン入力を活用しようと考えている。昨年秋 iPadを買い替えた際にアップルペンを購入し その拡張性に気付いたのだ。最終的には書画カメラ上で手書き添削する代わりにパワポのスライドショー上で直接ペン入力できないかと考えている。メリットは 参加者の画面上で 書画カメラ経由よりも若干鮮明度が向上すること。デメリットはパワポ・スライドショーの拡大表示機能が不十分なこと。ペン入力が可能なタブレットPCを購入する前に まずは 通称「液タブ(液晶ペンタブレット)」の普及版を購入しそれで試してみることにした。
変化はつきない。つきない変化に付き合うのは実に面白い。
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